こんにちは。カウンセラーの風美良來(かざみらら)です。
人と関わることが嫌なわけではないのに、
人と関わった後に何だかすごく疲れている。そんな経験はありませんか?
そんな経験を繰り返していると、「自分は人間関係が苦手なのかも」
「もっと上手に付き合えたら楽なのに」
と、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
そう感じやすい人には共通した傾向があります。
今回は人付き合いに疲れやすい人の特徴と、少し楽になるヒントをお伝えします。
人間関係で疲れやすい人に見られる3つの傾向

① 「いい人」であろうとしすぎる
相手に嫌な思いをさせたくない。迷惑をかけたくない。
と思うあまり、本当は言いたいことがあっても飲み込んでしまう。
「場を壊さないように」と、自分の感情を抑えること
が習慣になっている人は少なくありません。
② 相手の気持ちを読みすぎる
表情や声のトーンの変化に敏感で、
「今の言い方、大丈夫だったかな」
「ちょっと不機嫌そう…私のせいかも」と、
相手の反応を過剰に気にしてしまって、どっと疲れてしまう。
③ 自分の心地よさよりも、相手を優先してしまう
「相手の気持ちを大事にしたい」と思う人ほど、
無意識に“応えてあげたい”と行動してしまいがちになります。
相手を大切に思うことは素敵なことです。
でも、自分より相手を優先する状態が続くと、
関係の中で「疲れ」が常態化してしまいます。
疲れの奥にある“思い込み”

こうした関わり方の背景には、
「いい人でいないと受け入れてもらえない」
「本音を出したら嫌われてしまう」
といった無意識の思い込みがあることがあります。
過去の人間関係の中で「自分らしさ」を出した結果、
うまくいかなかった経験がある人は
「本音を出すと関係が壊れる」という恐れを持ってしまって
「合わせること」が癖になっている場合があります。
ですが、安心できて疲れない、
あなたが無理をしなくてもいい関係性は、築くことができるんです。
少し楽になるためのヒント

人間関係で疲れないためには、「自分にとってちょうどいい距離感」や
「無理のない関わり方」を見つけていくことが大切です。
疲れやすさを和らげるために、できること
✅ 相手の機嫌を、自分の責任だと思わない(機嫌は相手のもの)
✅ 自分の「しんどい」「疲れた」という感覚を無視しない
✅ 自分の気持ちに正直に、少しずつ「NO」と言ってみる
(簡単にNOと言えそうなことからトライ)
人と関わるときに「自分を守る選択肢」を持てるようになると、
過剰な気遣いや我慢は減り、自然体の関係性を築きやすくなっていきます。
あなたの心が一番大切です
人間関係に疲れやすいということは、
周囲のことをよく見て、感じ取って、思いやれる人だということです。
その繊細さや優しさは、あなたの大切な一部です。
でも、無理をしてまで人に合わせる必要はありません。
もっと自分を信じて、「疲れない人間関係」を選んでいいんです。
「でも、どうしたらうまく境界線が引けるのか分からない」
「やっぱり人といると不安になる」
そんなときは、一人で抱えこまずに、ぜひカウンセリングを活用してください。
カウンセリングでは、
✅ 人間関係で疲れやすい原因の整理
✅あなたに合った距離感や関わり方のヒント
✅「自分らしくあっても大丈夫」と思える感覚
などを、一緒に確認していきます。
まずは、安心できる場所でご自身のことをお話ししてみませんか?
