プロフィール

はじめまして

私の居場所をつくるカウンセラー、風美良來(かざみらら)です。

あなたは周りの人の感情に敏感すぎて自意識過剰になっていませんか?

やさしくていい人、と言われるけれど本当は言いたいことを我慢していませんか?

そんな人のために、

やさしさを自分にも向けられるようになるカウンセリングをしています。

私がカウンセラーになるまでをまとめてみました。

お付き合いいただけたら嬉しいです。

幼少期——「いい子」で当たり前だった私

私は6人家族の中で育ちました。両親、祖父母、弟とともに、

自然豊かな環境の中で過ごしました。

仕事などで忙しい両親に代わり、祖父母や周りの大人たちが面倒をみてくれていました。

そんな中で、周りの人の感情や空気を敏感に感じ取り、

いつの間にか「いい子」でいることが当たり前になっていました。

「いい子だね」と言われることが嬉しかったり誇らしかったりするので、

それを辛いと思うことはありませんでしたが、

今にして思えば、どこかでさみしさも感じていたのです。

小学校でのいじめ
——「いい子」でいるだけでは守れない自分

そんな私の世界が大きく変わったのは、小学校に入ってからでした。

いじめに遭いました。些細な言葉や行動の揚げ足を取られ、

容姿をからかわれ、否定され続ける毎日。

気がつけば、活発で物おじしない性格だった私が、

自分の気持ちを押し殺して、傷付かないように完璧を目指すようになって行きました。

そんな毎日を送っていましたが、親には心配をかけてはいけないという思いが強く、

自分が置かれた状況を親に伝えられずにいました。

ある日、学校でケガをしたことがきっかけで、

親は異変に気づき、担任の先生にも相談してくれましたが、

いじめは止まるどころか悪化するばかり。

辛い状況は変わらず、「辛い」「助けて」が言えなくなりました。

放課後はいじめっ子に会わないように図書室にこもり、

校舎を閉める時間まで本を読んで過ごす毎日を送るようになりました。

本を読んでいる時間だけが、学校で安心できる時間だったのです。

辛い日々で、朝起きるのも体が重かったり、腹痛で苦しかったりしましたが、

いじめっ子の思う通りにはなりたくない一心で学校へ通い続けました。

無難だったけれど、楽しさもなかった中学時代

中学校に進んでからは、いじめられることはなくなりました。

でも、いつ、誰かから傷付くことを言われるかもしれない、、、

と、人目を気にしながら行動するようになりました。

勉強や部活動には真面目に取り組んでいたので、

先生や大人たちからは、相変わらず「いい子」とみられていましたが、

同級生たちと気軽に話したり遊んだりすることができず、

そのため親しい友人を作ることもできず時間が過ぎていきました。

大きな問題もなかったけれど、楽しさや充実感を感じるわけでもなく

学校が自分がいてもいい場所とも思えず、居心地の悪さを感じていました。

たまに、原因不明の体調不良が起こったり、

ありえない場面で大きなけがをしたりと

振り返ってみれば、身体からのサインは出始めていたのです。

「もう無理」——「頑張らなきゃ」が限界を迎えた日

高校生になり、環境が変わり、新しいことに挑戦しようと頑張りました。

しかし、勉強や部活のプレッシャーがどんどん重くなっていきました。

でも、気持ちを抑え込みすぎたせいで、誰にも相談することができませんでした。

気持ちを抑え込みすぎて自分が何を感じているのかも分からなくなっていたのです。

慢性的な胃の痛みや過呼吸、不眠。

特におかしいこともないのに、突然笑いだしてその笑いがなかなか止まらない。。。

そんな日々が続いて、ある日、心も体も限界を迎えました。

「もう無理、疲れた、頑張れない」と学校へ行けなくなりました。

寝床から起き上がれない、起きられてもそれ以上体が動かない、

それを乗り越えて身支度し、電車に乗って学校へ行く。

やっとの思いで学校へ来たけれど、めまいや胃の痛みで

授業を受けられずに早退して何とか家にたどり着く。。。

授業を受けられても、ただ座っているだけでぐったりと疲れる。。。

その日の授業の内容は何も頭に残っていない。。。

そんな自分が情けなくて、ますます自信をなくし、

さらに学校へ行けなくなる悪循環に陥りました

心と体がバラバラで、自分のことなのに何も分からない状態でした。

学校に行けない私はダメですか?」—罪悪感との闘い

「いい子」で勉強や部活動も頑張っていたのに突然どうしたんだ?

周りの大人たちは色々アドバイスをくれましたが、それすら重荷でした。

私のためを思って色々と言ってくれていることは分かるのですが、

私が何を感じているのか、考えているのかに関心を向けてくれる人はなく、

虚しくて寂しくて悲しくてますます心を閉ざしました。

担任の先生の紹介で初めて精神科を受診しましたが

「学校へ行けないのは治療すべきことなのか」と罪悪感を抱きました。

親、特に母親は病院に行っているのだからそのうち良くなるだろう、と

思っていたところがあり、私のこころや置かれた状態を理解したりということはなく、

さみしさや辛さ、苦しさはどんどん積み重なっていました。

その後、通信制高校へ転校し、

毎日登校しなければならないプレッシャーから解放されたことで、

卒業まで落ち着いて過ごせました。

しかし、「親が望むいい子でない」「一般的なレールから外れた」

といった思いが強まり、罪悪感と自責に囚われるようになりました。

この頃から、人の感情に敏感すぎて、些細なことで傷付き疲れやすい自分に気付き始めました。

社会に出ても繰り返した「頑張りすぎて壊れる」パターン

社会に出てからも自己肯定感は低く、努力しても自信は持てませんでした。

仕事を頑張りすぎて無理をし、ストレスを溜め込み、

助けを求められずに精神的に限界を迎えて体調を崩し、仕事を辞める……。

そして、さらに自信を失い、対人関係や外の世界への恐怖から引きこもる。

この悪循環を何度も繰り返しました

自分のことが大嫌いで、人の目を気にしすぎる毎日。生きづらく、孤独で、

先の見えない不安に押しつぶされ、親との関係も悪化しました。

私の居場所なんてどこにもないと感じていました。

涙が止まらなかった日——カウンセリングとの出会い

仕事も恋愛もうまくいかず、鬱状態になったある日、涙が止まらなくなり、再び精神科を受診。

そこで初めてカウンセリングを受けました。

最初はほとんど話せず、ただ泣くばかり。

でも、そんな私を否定せず、じっくり話を聞いてくれる存在に、初めて「安心」を感じました。

「泣いていても、うまく話せなくても、私は受け入れられている」

——この経験が、私の人生を変える第一歩でした。

幸せになってもいい」と思えた瞬間

カウンセリングと投薬で少しずつ回復してきた頃、担当カウンセラーが退職することに。

不安でいっぱいだったけど、最後のカウンセリングのいちばん最後にかけられた

「お幸せに」という言葉が、私の心を大きく動かしました。

「私、幸せになってもいいんだ」

──そう感じた瞬間、ようやく自分に許可を出せた気がしました。

お世話になったカウンセラーさんとの別れは寂しかったですが、

この経験が更に私を前に進ませてくれるきっかけにもなりました。

次に何をすべきか考えていたとき、コーチングと出会いました。

「やってみたい!」と思ったものの、お金の問題で悩みました。

しかし、以前の自分だったら考えられない行動力で問題を解決し、受講できたのです。

生きているだけで精いっぱいで、未来のことなんて考えられなかった私が、

やっと、少しだけでも未来のことが考えられるようになったことが自分でも驚きでした。

希望をもってコーチングを受け始めましたが、最初はかなり大変でした。

目標に向かって更に深く自分と向き合う日々でした。

そして社会復帰。

カウンセリングで安心感を得たからこそ、次のステップに進めたのです。

カウンセリングがあったからこそ、私は変わった

社会復帰したあとも、すべてが順調だったわけではありません。

辛いことも、悩みも、もちろんありました。

でも、それを乗り越えられるようになったのは、カウンセリングのおかげでした。

「完璧じゃなくてもいい」「泣いていても大丈夫」

「嫌な自分になってしまっても、受け入れてくれる人がいる」

——この経験が、私の人生を変えました。

もしカウンセリングを受けていなかったら、今ごろどうなっていだろう?

あのとき、「何とかしなければ」と勇気を振り絞った自分を褒めたいと思います。

そして、元気になった今、私は「昔の自分のように苦しんでいる人を助けたい」

そう思い、カウンセラーの道を選びました。

「もう一人で頑張らなくていい」
       ——生きづらさを感じるあなたへ

かつての私は、周囲に敏感すぎて疲れ、自信がなくて不安で、

その不安に振り回されて、自分を責め続ける日々を送っていました。

そんな私を救ってくれたのがカウンセリングです。

自分の心と体に優しくすることで、世界が変わっていきました。

生き辛さを感じている人、

自分の居場所がないと悩んでいる人、

自分を責め続けてしまう人へ。

一人で抱え込まないでください。

あなたは変われるし、幸せになる力があります。

私が,そのお手伝いをします。

もう、一人で頑張らなくてもいいんですよ。

「あなたの人生が、もっと楽になりますように」
        ——その一歩を踏み出すために

グルグルと考えすぎて苦しくなる時間を減らし、

安心できる場所で、自分の人生を楽しめるようになる。

そんな一歩を踏み出すお手伝いをするために、私はカウンセラーになりました。

もし、あなたが少しでも「変わりたい」と思うなら、その気持ちを大切にしてください。

あなたの人生が少しでも楽になるように、寄り添いながらカウンセリングをさせていただきます。